@niftyフォーラム終了
とうとうこの日が来てしまいました。
@nifty:フォーラム@nifty:フォーラム@niftyからのお知らせ: 「フォーラム@nifty」は、2007年 3月31日をもって終了します。
ニフティのフォーラムは私のネットライフの原点であり、今となっては運営サイドとして関わるコミュニティの一つでもあります。そうした場所がなくなってしまうというのは、なんとも言いがたい気持ちです。
「インターネットの一番新しい姿」について書かれた、梅田望夫氏の「ウェブ進化論」の一節から。
しかしモチベーションの高いメンバーだけで構成される小さな組織で、すべての情報が共有されると、ものすごいスピードで物事が進み、それが大きなパワーをうむ。仕事の生産性が著しく向上する。誰かが提示した問題点が別のだれかによって解決されるまでの時間や、面白いアイデアが現実に執行されるまでの時間は、ときに数分という場合さえある。情報共有を前提とした組織原理によって、従来型組織の時間についての常識を破壊するスピード感がでる。
この部分を読んだとき、連想したのがかつての(パソコン通信時代の)フォーラムでした。秀丸エディタやエムエディタなど、多くの優れたシェアウェアがフォーラムをその成長の場としていました。ソフトウェア開発だけではありません。映画・小説・テレビ・ゲームなどにはどの作品にも必ずといっていいほど感想書き込みがよせられ、フォーラムのログ自体が巨大なレビューデータベースともなっていました。
今、Web2.0などと呼ばれ、もてはやされている現象の多くを、パソコン通信のフォーラムが先取りしていたように思うのです。
「ニフティのフォーラム」は終わってしまいますが、フォーラムの本質はニフティのシステムにあらず、参加する人にあり。場所を移してその活動を続けていこうという動きは、多くのフォーラムであるようです。私の所属するFHPG(ホームページ作りのフォーラム)もその一つです。
@nifty:スタッフ日誌: フォーラム終了とFHPGの今後
まだ具体的な方針は何も出ていませんが(というか、ニフティのフォーラム自体まだ来年の3月までは続きますしね)、他のスタッフや他のフォーラムとも力を合わせ、これまでに蓄積された貴重な情報を、ずっと受け継いで残していければと思っています。
« お疲れ! | トップページ | シュールなタイトルの迷惑メール »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 「みえるひと」の思い出(2015.12.06)
- 正規品とか並行輸入品とか(2013.03.31)
- 東北地方太平洋沖地震(2011.03.15)
- グランスタに寄り道してきた(2007.10.31)
- でならひ草子(2007.08.06)
この記事へのコメントは終了しました。
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: @niftyフォーラム終了:
コメント