面白かった! 「名探偵 赤富士鷹」
何とはなしにつけていたTVでしたが、つい引き込まれて最後まで見ちゃいました。いやあ、面白かった。
原作はA.クリスティの「ABC殺人事件」ですが、実にうまいこと日本の昭和初期の物語としてアレンジされてます。特に当時全盛期だった、ラジオのからめかたがお見事。単なる時代背景としてだけでなく、登場人物の心情にまで関わってくるアイテムとして、効果的な使い方がなされていました。
主役二人、伊東四朗と塚本高史のキャラクターもイイ味のコンビでした。とくに塚本くんは、亡き親友の息子ということで、シリアスなキャラなのかと思いきや、明かされる父親のいい加減な面に幻滅してふてくされてみたり、事件の関係者である美女にポーっとなってみたりと、物語が進むにつれて地?が出てくるのが何とも楽しかったです。
熊倉一雄や松金よね子など、大ベテランをほんのチョイ役に配している贅沢さ加減も何気にポイント高し。
明日も放映あるそうですが、絶対見ますよー。いっそシリーズ化してくれないかな。
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