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2004.09.12

spamメールをめぐるblog

 前の記事を書いている最中に、spamやチェーンメールを紹介するメルマガ変なメールPressの最新号が届き、そのなかに、発行人のくまたろう氏がblogを始めたとのお知らせがありました。せっかくなので、リンク&トラックバック。

日刊くまたろう

 それにしても、Blogpeople トラックバック・ピープル: 個人名スパムメールを晒しましょうなんかをみるにつけ、blogの存在がspamの周辺に多少影響を及ぼしている気がします。

 迷惑メール(spam)撲滅私的調査会の高崎氏などは、

 すなわちスパムが届いたならば、適切なところに、適切な形で処置依頼・苦情・情報提供をすること。それらを、粘り続けていくこと。

がspam撲滅のためにもっとも効果的であると主張されており、spamの文面をさらすことは無意味ではないが、たんなる受信者の不安解消の手段にすぎないと考えてらっしゃるようです。確かに、以前はさらすといっても掲示板にはりつけるくらいで、多くの人の目にspamの文面が止まる事はありませんでした。

 けれど今、多くの人がblogや日記を持ち、そこに自分が受信したspamを掲示することで、検索にもヒットしやすくなり、またトラックバックで情報が交換されています。その結果、特定の文面の怪しげなメールがspamであることだけでなく、「spamを送りつけるような企業はろくでもない所だ」「無差別メールによって広告を行おうとしても効果は上がらず、むしろ怒りや嘲笑をもって迎えられる」というspamに関するネガティブな意識がどんどん浸透していって、結果的にspamの広告効果をどんどん下げていっているのではないでしょうか。

 spamに対する法規制が進まないのは、商業活動の自由を阻害してはいけないという観点も少なからずあると思います。けれど、spamの広告効果がなくなり、真っ当な企業はメール広告など送らなくなり、送ってくるのはアダルトサイトや違法コピーソフト販売など、どこか後ろ暗い企業ばかり……という状況になってくれば(既にそうなりかけてますが)、法規制も技術による排除も、もっと進んでいくのでは、と期待してます。

ITmedia エンタープライズ:送信者認証で「安易なメール広告」も困難に?

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